愛するロックバンド・ライフ

主に日本のロックバンドのことを、初心者にも分かりやすく玄人にも刺さるように書いていきます。

「NUMBER SHOT 2018」苦難がフェスを成長させる

今回は2018年7月22日に海の中道海浜公園で開催された「NUMBER SHOT 2018」に参戦してきたので、そのレポートを行ないます!

 

この「NUMBER SHOT」、2014年から開催されている夏フェスです!比較的新しいほうのフェスですが、実はその前身フェスとしてで「HIGHER GROUND」というフェスが実はあったんです。

しかし僕は福岡生まれながら、そちらには一回も言ったことはありません!!なぜなら

 

「ブロック指定だったから」

 

野外フェスでブロック指定なんて僕にはありえません。ww

 

フェスというものは閉塞的な日常から離れ、野外の開放的空間の中で音楽を楽しむとこだと思っています。

なので過剰な規制や商業的な雰囲気が出てしまうと、フェスの魅力が半減してしまうんです。

だからブロック指定なんてありえないのです。

 

ただこの「NUMBER SHOT」に関してはすごく期待しています。

それはもちろん地元のフェスだからということもありますが、「どんどん成長していっているフェスだなあ」と感じているからです。

 

 

「NUMBER SHOT」参戦自体は今回で3回目。2014年開催当初は実はまだ「NUMBER SHOT 」もブロック指定でした。

しかし今はブロック指定なくなっています。

あと以前と比べてロックバンドの出演が増えています。

以前は大物アーティストに最近の売れ線、んで明らかに事務所一押しバーターアーティスト的なやつが多かったですけど、そちらはだいぶ減ってきた印象です。

 

 

まあそれでも「NUMBER SHOT」はまだスポンサー企業名がどーんと大きく張り出されていたり、モッシュダイブが禁止されていたり(まあそれは最近はどこでもか…)、だからこれからまだ成長の余地があるフェスというわけです。←上から 笑

ちなみに「NUMBER SHOT 」がブロック指定じゃなくなったのはどうやら「MONOEYES」の細美さんがかんでるらしいです。(僕はその場にいなかった…)

 

だからフェスが今後成長していく、自分たちの居場所となっていくためには

 

主催者側に任せるんじゃなくて

「アーティストの言動や行動に共感した観客の力がうねりとなって、主催者を動かし、フェスを作り上げていく、成長させていく」

が正解なんじゃないかなあとおもっています。

 

 

 

しかしそういううねりを生む時にはやはり、苦難が必要なのかもしれません。

苦難を乗り越えようとしどうしたらいいか考え行動するのです。

そしてその苦難を乗り越えたとき、そのフェスに対する愛着が一層強くなるんじゃないでしょうか。

 

今年の「NUMBER SHOT 2018」にはそれが存在しました。

 

「大雨と雷」です。

 

 

カンカン照りの灼熱地獄だった日中、突然降りだした大粒の雨。

みんなびしょぬれになりました。

さらに雷雨による演奏中断。

落雷の危険のため、土砂降りの中その場でひたすら座らせ続けられる観客。

 

演奏再開まで2時間ほどかかりました。

 

その間に無理やり帰っちゃった人ももちろんいました。

 

その後出演のアーティストはまさに突貫工事。

出演時間は短くなるわ、予定になかった照明が必要になるわ。

 

それでも最後のスカパラまでバトンを繋いでいく。

 

そしてそれを一緒に体験する観客。

 

再開後の20分しか演奏時間がない10-FEETが特に象徴してましたね。

今年大雨で主催の京都大作戦が中止になった彼ら。

11年前の京都大作戦1回目も台風で中止になっています。

当時自分もチケット持ってましたから…あのくやしさは今でも覚えています。

 

バトンを繋ぐことの大事さ、難しさを人一倍理解している彼らだからこそ作れた、あの観客の熱狂。

たぶん普通に今回の苦難が起きなければ、あそこまでの熱狂はなかったでしょう。

 

かなり短かった10-FEETの演奏時間。

しかし誰一人文句を言う人はいませんでした。

 

そしてそのバトンは観客の思いを乗せて、ちゃんとMONOEYES,エレファントカシマシ,東京スカパラダイスオーケストラへの繋がっていったのです。

 

こういう苦難をみんなで乗り越えた。

「途中帰っちゃった人もいたけど、私たちは残って大変だったけど。よかったね。また来ようね。」

「NUMBER SHOT」がわたしの「NUMBER SHOT」になる瞬間。

 

そしたらもっといいフェスになってほしいよねー。

 

今年の「NUMBER SHOT」には、そういううねりみたいなもんを感じました。